こんにちは
昨日に引き続き、着物でクラシックな建造物をめぐる奈良旅
2日目です
朝ごはんホテルの名物「茶粥」
この日は奈良ホテルから少し歩いて、
『志賀直哉旧居』へ行きました
現在は、奈良学園がセミナーハウスとして所有されていますが、
内部の見学はさせていただけます
作家である志賀直哉さんの旧居は全国にたくさんあるそうですが、
この奈良高畑町の家は、昭和3年に家族のためにとご自分で設計されたとか。
2階の客室からは若草山や春日山などが見えます
庭に囲まれた書斎
志賀直哉さんが9年ほど住まれたあとは、
米軍に接収され、そこら中にペンキを塗られたり、
旅館になっていた時代には改造されたこともあったらしいのですが、
現在は当時の写真や資料を参考に、ほぼ元のように直されたそうです。
サンルームとダイニングルーム
お風呂の横にあった五帖ほどのごく普通の和室が、
「脱衣所」と言われてびっくりしたのですが、
昔の人は着物なので、衣桁に着物をかけたり、着替えたりするために
広かったと教えていただき、なるほどと思いました
随所に遊び心と家族やこの家に住む人の為の工夫がいっぱい詰まった造りで、
とにかく広くてじっくり見て回っていたら、1時間くらい経過していました
そのあとは、奈良観光の定番・ならまちをぶらりしてホテルへ戻りました
お昼ごはんは『洋食 春』さんでハンバーグ
いや、ほんとにおいしかったので、また食べに行きたいです…
しつこく奈良ホテルを歩き回ります。
3日目…早いもので、泣く泣く奈良ホテルをチェックアウトです
淋しい気持ちを抑えて、興福寺の五重塔と、約300年ぶりに再建された中金堂を拝観。
最後はかわいい鹿さんたちと戯れて帰路につきました
「奈良の鹿、鹿せんべいに飽きてるよ」との情報を小耳に挟みましたが、
相変わらず、鹿せんべいの威力は健在でした。。。
鹿さんと鹿色のスタッフY。
(いつものポリエステル着物じゃないので、汚れ対策のため洋服でご容赦ください…)
2泊3日の奈良旅
基本的にアンティーク着物のコーディネートは柄ON柄が好みなので、
帯揚げや足袋などICHIの小物たちも大活躍でした
久々の奈良でしたが、さすが奈良
着物映えスポットがいっぱいでオススメです