こんにちは
京都は今日から、祇園祭の山鉾建てが始まっています
山鉾が建つと一気に祇園祭の雰囲気がしますよね
さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、
先月の同僚の結婚式の話の続きを
今日は花嫁さんコーディネートをご紹介
平安神宮で行われた結婚式は白無垢で
白無垢は「生まれ変わって、嫁ぐ先の色に染まる」
というような意味があったりします。
頭には角隠しで、花嫁の正装スタイルですね
なんで綿帽子じゃなくて、角隠しを選んだのか聞いたら、
「似合う気がしないから」だそうです
白無垢は遠くから見ると同じように見えますが、生地や触り心地、文様は様々です。
こちらの白無垢は、文様が織で浮き出ているタイプ
みなさまも近くで見る機会があったら、じっくり見てみてくださいね
そして、お色直しでは新婦自前のアンティークの黒振袖で登場
黒の引き振袖だったものなのですが、
身丈が昔のサイズでお引きにするには少し足りず、おはしょりを作っての着用です
黒引きは、振袖の中でも最も格式が高いと言われています
江戸時代頃から結婚式では主流だったため、
アンティーク好きの方なら目にしたこともあると思います
柄も色もあでやかでカワイイです~~
帯ももちろん、新婦自前のアンティーク袋帯
アンティークの大胆さ、色使い…ステキ過ぎます
ちなみに…畳表の草履と、しごき、筥迫と末広は
スタッフYの私物を使ってくれています
ヘアスタイルは大正時代に流行していた「耳隠し」風に
お仕事では、小物のデザインを担当している新婦。
自分のデザインした髪飾りに更に飾りを盛って使っていました
アンティークで大正浪漫コーデにまとめたお色直し姿、
会場の雰囲気にもピッタリで素敵でした
また次の機会に、和装の全体の様子もご紹介しますね~~