みなさま、こんにちは❣️

和風館ICHI東京店です😊

 

年の瀬が近づき、2019年も残りわずかになりましたね。

皆さま、この1年はいかがでしたか❓

今回は1年で最後の日である大晦日についてお話ししたいと思います🙋‍♀️

 

 

◆大晦日の由来

大晦日は、旧暦の晦日(みそか)が由来しています。

旧暦では、月の最後の日を晦日と呼んでいたのですが、

この晦日の晦(みそ)は元々は三十からきています。

年齢が30歳になると三十路と言いますが、この三十路の三十と同じ意味になります💡

 

現在の新暦では12月31日が大晦日ですが、旧暦では12月は必ずしも31日まで

あるわけではなかったので、大晦日が12月30日もしくは12月29日だったこともあります。

【大】の字はおおきいという意味の他に、【最後】という意味もあります

そのため12月31日が年末とされる日が【大】をつけて【大晦日】になったそうです🧐

 

また、昔は1日の始まりが今のように深夜0時ではなく日没が一日の境となっていました。

そのため、大晦日の日暮れとともに新年が始まっていたのです。

 

なお、北海道や東北の一部では、おせち料理を大晦日に食べるのですが

これは旧暦の名残と言われています。

他の地域の方々からすると驚きの声が上がりそうですが、

大晦日の夕方から新年であることを考えれば、大晦日の夜におせち料理を食べるのは

間違いとは言えないようです🍱

 

 

 

◆大晦日の過ごし方

年末に向けて、大掃除やお正月の買い出しなど忙しい時間をお過ごしですよね。

そして大晦日当日は、昔ながらの大切な行事や風習がたくさんあります。

そんな大晦日の過ごし方についてご紹介したいと思います。

 

家族そろって過ごす

普段は学校や仕事ですれ違いが多かったり、なかなか一緒に過ごす事ができなくても、

大晦日だからこそ家族そろって過ごすのも良いですね🏠

家族とともに一年の出来事を振り返ったり、新年の抱負などを話す機会にもなります☺️

 

年の湯に入る

年の湯とは、大晦日の夜に入るお風呂のことを言います♨️

お風呂に浸かりながら、この一年の事を振り返ったり、

きれいさっぱりする事で新年を気持ちよく迎えるいう意味もあります。

 

年越し蕎麦を食べる

大晦日に蕎麦を食べる習慣は、江戸時代の頃から始まったと言われています🥢

蕎麦は伸ばした生地を細長く切って食べることから、

長寿や健康といった縁起を担いだものとされています。

また、蕎麦は他の麺類と比べると切れやすいことから

「悪縁や災いを断ち切る」という意味もあるという説もあります。

 

掃き納め

大晦日には掃き納めといってその年最後の掃き掃除を行います✨

ちなみに元旦に掃除を行うと、年神様を掃き出してしまうことになるため行わないのが習わしです。

 

除夜の鐘

除夜の鐘は、大晦日から新年に変わる深夜にかけて撞かれる鐘の事を言います🔔

仏教の儀式であることから、日本全国のお寺で行われるのですが撞く鐘の数は108となっています。

この108には人の煩悩の数という意味があり、

煩悩とは「人の心を惑わし、悩ませるもの」とされています。

除夜の鐘とは、鐘を撞くたびに煩悩が取り去ることができるもので、

正しい心で新年を過ごすためのお浄めの儀式なのです。

 

 

 

大晦日は一年が終わりゆく日であり、ゆっくりと過去を振り返ったり、

自分を顧みる事のできる時間でもあります。

大晦日にしかできない掃き納めや年の湯を行い、

除夜の鐘を聞きながら年越し蕎麦を家族で食べるのも良いかもしれませんね✨

みなさま、良いお年をお迎えくださいませ😊💕

 

 

 

※上記はスタッフ調べによるものです。

お住いの地域やご家庭によっては内容が異なる可能性がございます。

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